
HOME > 会社概要

大正2年の創業時以来100年間、私共≪柴田衣料店≫は地域の呉服、寝具の専門店として常にお客様に御満足いただける店づくりに努めております。特に < きもの > に関しては安心・満足・親切 をモットーにベテランのスタッフが永年培った経験をふまえて、コーディネートから商品説明はもとより、クリーニング、浸落しやリフォームまでお客様の立場にたって適切なアドバイスをさせて頂いております。
近代化の世の中、刻々と移り変わる若い世代のニーズとの調和を模索しながら、時代に流される事なく受け継がれた日本の伝統文化の再認識と良いものを守り続ける使命感に燃えて居ります。その為日本の伝統工芸の基本でありながら現在では殆ど眼にすることの少なくなった本場結城紬、越後上布、宮古上布、沖縄の染織品、久留米絣等を極力入手、常設展示、PR、販売お客様との末永い交流を心掛けております。
大半の呉服店やチェーン店、総合百貨店、移動催事を行う業者、異業種業者、組織販売業者の販売会は、通常自社在庫をほとんど持っていません。店頭や展示会では、その期間中のみ商品を問屋より借り受け、売れた分だけを問屋より消化仕入れします。
従って、品揃え、価格は問屋まかせになり、問屋は当然大量の商品を用意しても、そのうち精々数パーセントしか販売出来ません。しかし大量の商品の手配や人員の手配には多額の費用がかかります。その経費は必然的に販売された商品の売価に上乗せされます。また、呉服メーカー、産地問屋、大問屋、前売り問屋や地方問屋の間でも同じ様な委託販売が主流になっています。この様な取引の影響から全国一の集散地である京都を中心に大小色々な業者が毎月、連鎖的に倒産しております。
さらに、呉服を販売する業者のなかには、多数の販売員をかかえ、その販売員にノルマを与え、お客様はもとより、親戚や友人に展示会の無理な勧誘をさせたり、紹介者や販売員に多額のリベートを渡したりと、常識を超える販売経費をかけて消費者を集め、決して適正といえざる価格で半ば強引に販売しローンを組ませる。一度売れればいい、あとは関知しない。そんな、業者が多数あります。
上記のような、呉服業界の問題点は、まだまだ山の様に有りますが、なんと云っても、『展示会に行ったら好みでないのに無理やり進められた』、『買わないで帰れそうになく怖かった』、『きものは、値段が無茶苦茶高い』などと、消費者の声としてよく聞きます。そんな言葉に耳を傾けず、悪戯に、販売戦略ばかりを考え、本来第一であるはずの≪自分の好みに合ったものを出来るだけリーズナブルに欲しい≫という消費者の利益を無視している現状だと考えます。
そこで、当社の自負できる特長です。
当社の第一の特長は、何といっても商品の数量、バラエティー、価格です。
当社では、普段着としてキモノを着なくなり、また核家族化のため、キモノについて相談できる方が身近にいない場合が多いということ、また相談できるお店や専門家が少ないということを鑑み、お客様のお手持ちの大切なお着物について浸落し、仕立て変え、他へのリフォーム等なんでも専門の係員がご相談に応じさせて頂きます。